ベーシックインカム

 

こさいたろうの視点・論点 0157

2020/09/25

 

ベーシックインカム

 

先日、ラジオを聴いていると、ベーシックインカムを導入すべき、という声が耳に入った。声の主は、自民党の青山繁晴参院議員。自民党総裁選を解説する番組の中で話をしていた。仕事をしながら聞いていたので内容がイマイチ頭に残らず、後からネット検索をかけてみた。

 

すると、「社会保障ではない「ベーシックインカム」を考えるべき~青山繁晴」という、ニッポン放送 NEWS ONLINEがたくさんのニュースサイトに転載されていた。なかなかの注目発言だったことがうかがえる。内容をかいつまんでお伝えすると、以下の通り。

 

『社会保障を全廃して、その代わり必ず生活できる収入を、仕事をしていてもしていなくても国が支給するという、ベーシックインカムを考えるべき』

 

『いまのように社会保障という名目であれば、いくらでも予算が膨らむということでいいのか』

 

『社会保障を積み上げて行くという考え方をやめ、その代わり「生活はできるようにする」というのがベーシックインカム』

 

僕は、青山氏がこのような主張を持っていたことを知らなかった。どちらかというとネトウヨと言われる人たちに持ち上げられている人で、あまり親和性を感じていなかったが、少なくともベーシックインカムについての基本的な捉え方は似通っていることが分かった。

 

生活保護があり、公的年金があり、医療保険があり、介護保険があり、その他の細かな社会保障が複雑怪奇に絡み合っているのが今の日本。私が地方自治に関わっていた中でも、それらの事務を執行するための行政のエネルギーは途方もない大きさになっている。はっきり言って、ムダだらけ。

 

例えば、生活保護を出すか出さないか決めるために、どれだけの税金がかかるのか。全国民一律に最低限の生活費を支給するとすれば、それらは全く不必要になる。公的年金の事務も、運用も不要だ。青山氏の発言に触れ、安倍長期政権で進んでしまった不毛な思想間のいがみ合いを超え、進めなければならない政策のように思う。

 

 

農夫 こさいたろう(小斉太郎;元 港区議会議員)

 

 

 

 

 

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