今年の政界の行方 過去を思い返して

大惨事が続いております。平穏な日々が戻るよう祈るばかりです。

2011年 東日本大震災の時も、菅直人首相などの外国人献金問題をきっかけに解散が取り沙汰されていたところでした。もちろん解散はできなくなり、菅政権、民主党政権は本性をさらし、自民党の政権復帰につながりました。

1995年 阪神淡路大震災の時は、自社さ政権にあぐらをかく社会党左派に失望した同党右派 山花氏などが集団脱党を準備していました。その日に震災が発生し、取りやめになりました。その後、村山首相は政権運営の自信を失い、自民党ほぼ単独政権に戻ることになりました。

今回の震災により、過去と同様、解散は少し遠のいたように思います。ただ、岸田政権の能力のなさはますます露呈し、政界はますます混とんとするはずです。

1993年、政権交代の歴史。リクルート事件に端を発した政治改革の機運、自民党一党支配崩壊劇の最も注目しなければならない事象は、それまでの政界にしがらみのない「日本新党の出現」、その動きに触発されて生じた「自民党の分裂」だと私は思っています。

これからどのように推移するのでしょうか。
主権者たる国民は、厳しく注視する必要があるはずです。

小齋 太郎(こさいたろう)

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