内閣改造を見て思ったこと

こさいたろうの視点・論点 0010

2017/08/07

 

安倍改造内閣について

 

先日の内閣改造をもって、「もりそば、かけそばは売り切れです」ということにはならない。大臣の交代で幕引きを図ろうという姿勢は許されない。今後の注目は世論の動向。目先を変えられてこの問題が風化するようなら、日本社会の劣化そのものを問題視せざるを得ない。

 

防衛省の問題も同様。自民党の国対委員長は「大臣を辞めて責任を取った」などと言っているようだが、辞めて済む類いの話ではない。なぜ、存在する文書を隠すようなことになったのか、大臣はその時どうしたか、大臣が変わっても明らかにする責務が政治にはある。

 

その上で、今回の内閣改造は、これまで強引な政権運営を続けてきた安倍首相の姿勢の明らかな変化が見られる。東京都議選の結果をはじめ、世論の厳しい視線が安倍首相の態度を変えさせたものだ。内閣が改造されても、首相は安倍氏で変わらず。国民の厳しい監視を続けねばならない。

 

今後は、お友達優遇と疑われる政治姿勢や防衛省問題に象徴される不都合な情報隠蔽などにとどまらず、安倍首相の政治思想や、それに基づく政策展開まで厳しく監視する必要がある。どんな日本の未来を目指すのか、国民自身が考え、政治を見極めることが必要だ。

 

その意味で、自民党の原発政策に異を唱え、情報公開に積極的な河野太郎氏、議論なき自民党に異を唱え、郵政民営化にも反対していた野田聖子氏の入閣に注目している。政権内部の意見の違いやその議論がどの位、明らかになるだろうか。少しでも見えるようになれば、今よりはまし。

 

 

「受け皿政党」論でいいのか…

 

(以下、ご購読の上、読み進めて頂ければ幸甚に存じます)

 

 

農夫 こさいたろう(小斉太郎;元 港区議会議員)

 

 

 

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