武村正義さん
昨日は、広報の専門家を養成するミエ・エファップ・ジャポンという学校の授業の日でした。実は私、この学校の「現代政治」という授業のコーディネート役を任されており、昨日は、新党さきがけ時代のボスである武村正義さんを招いて、生徒たちに講義頂きました。
約一年ぶりにお会いしましたが大変お元気そうで、引退後時間が経ったせいかお顔立ちもまろやかさを増した感じでした。
武村さんは、日本の人口減少は全く憂うべきことでない、むしろ世界全体の人口爆発を考えれば人口減少しながら豊かに生活するモデルに日本はなるべきだ、という趣旨のお話をされました。私も全く同感でした。でも、このことをいうと、バッシングを受けるから声高にはいいにくいんだ、という趣旨のことも付け加えられました。生徒たちは笑っていましたが、このことに関しても私は全く同様に感じていました。人口が減るということは経済力が落ちる、という意味で悲観的に捉える方が多いらだと思いますが、本当にそうでしょうか?武村さんは、欧州諸国を例に、数字だけで本当の豊かさは計れないことを述べていました。
また、世界の人口爆発により、あらゆる生き物の生存基盤である地球そのものの環境がおかされていくことの大いなる懸念もおっしゃっていました。その通りだと思います。さきがけ時代に示した方向性は色あせるどころか、むしろますます重要性を増し始めていることを改めて感じながら、生徒と一緒に授業を受けたのでした。
授業のしめは、憲法9条の重要性、他国に軍隊を出さない国であっていい、という話でした。このとき私は、武村さんの顔が去年亡くなった後藤田さんの顔に重なって見えました。ともすると他に対して攻撃的な風潮の中で、理性を持って協調を求めていく姿勢の重要性を感じました。
エファップ・ジャポンという学校については、また機会を見つけてご紹介したいと思っています。