新年にあたり

みなさま、ご健勝にて新しい年をお迎えのことと存じます。

昨年も港区議会議員として、活動を続けることができました。多くの皆様に支えられての活動であり、心より感謝致しております。

所属議員二名の「みらい」という小会派ではありますが、区役所の仕事が不必要に拡大しないよう、区民の皆さんからお預かりしている税金をより有効・有益に活用できるよう、監視と提言を行って参りました。本年も、同様の姿勢で取り組んで参ります。

特に本年は、経済にとどまらない社会全体の厳しく長い変革の時代の幕が開くものと思われます。経済の拡大を不断に求め続けてきた20世紀型社会の総括を時代に求められているもの、と私は考えています。

このような時代状況の中で、向こう6年間の区役所の仕事を明示する「港区基本計画」の素案が発表されています。この数年の潤沢な税収動向を踏まえ、「ハコもの」重視の内容です。特に象徴的に、芝浦エリアで予定される公共施設の再整備には、400億円を超えるお金が充てられる計画となっています。ちなみに、港区の一般会計予算額は約1200億円です。

「ずべてがダメですべてが反対」とは言いませんが、計画の必要性や妥当性、コストが回収できる整備手法、事業効果を公正に検証するためのしくみづくりなどについて、議会審議を通じてできる限り明らかにさせなければならない、と新年にあたり思いを新たにしています。

昨今の港区政のように、あらゆる分野に手厚く税金を充てることはできなくなるはずです。「みんなにいい顔をする政治は長続きしない」。これからの時代はますます、皆さんからお預かりする税金は、社会的に弱い立場の方々を支える部分に最優先に使わせて頂かなければならないことを、正直に伝えていかねばならないと思うのです。

区議会に復帰後一年半、必ずしもみなさまのご期待に沿う活動ができているのか自問自答の日々ですが、区議会における発言を通じて区民本位の区政となるよう発言を続けているつもりです。

何とぞ今後とも、みなさまからさまざまな苦言・提言・激励などお寄せ頂ければ幸いです。みなさまのお声が、私の活動の糧となります。よろしくお願い申し上げます。

末筆ながら、本年が、皆様にとりまして実り多き一年でありますようご祈念申し上げます。 

                                                                             港区議会議員 小斉 太郎


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