あれから10年

 

こさいたろうの視点・論点 0112

2019/09/26

 

 

あれから10年

 

 

※ 読者の方からのお便りから

 

> 鳩山民主党が自民党から政権を取ってから、昨日で10年が経つんですね… あの時は大きな期待を集めたのにねぇ… 10年、一昔と言いますが、本当に月日のたつのが早いですね… 当時の政権をとった時の幹部連も、今は表舞台からは消えてますしねぇ…

 

※ 小斉太郎からの返信

 

> あれから10年ですか。すっかり遠い昔になりましたね。私は、期待を裏切った民主党政権、とりわけ旧さきがけの面々の体たらくを目の当たりにし、国政に挑む決心をしたのでした。見事に散りましたが。あの時の反省がなされないことが、安倍自民党一強の継続につながっていると私は思っています。反省とは、あの時、政権を担った政治家の退場です。表舞台から、ではなく、舞台から去るべきだと、私は確信します。野田、菅の総理経験者をはじめ、枝野、前原、玄葉、岡田、安住など重要閣僚経験者…。

 

 

お便りを頂くまで、そのようなことは全く思い浮かびませんでした。このところ、この先どんなふうに生きていけばよいのか、そんなことばかりを考えており、過去を振り返る余裕が全くありません。情けないことですが、現実です。ただ、このように思い返す機会を下さり、ありがたいです。

     

 

振り返れば、あの時やろうとしてできなかったこと、たくさんあるはずです。特に、徹底した行政改革、税金の使い道をゼロベースで見直す、徹底した情報公開、これらは、今でも実現すべき重要政策なはずです。しかし、あの時に政権を担いながらできなかった人たちは、それら政策を捨ててしまったかのようです。

 

そもそも、それほど重要性を感じていなかったのかもしれません。地方政治でもよくありました。改革の必要性を唱えて当選する議員が、役人の皆さんに懐柔されて骨が抜かれてしまうこと。そのような人々をよく見てみると、結局は「借り物の志」を選挙向けに掲げているに過ぎないということが分かります。

 

さて、立憲民主党は、参院選で思うように党勢を拡大できず、逆に新興勢力・山本太郎グループの躍進を許したことなどをきっかけとして「永田町の数合わせにはくみしない」という方針を転換し、旧民主党勢力の統一会派結成に動きました。

 

「永田町の数合わせにくみしない」ことが希望だった同党ですが、我慢できず、またぞろ「政権交代」「安倍政権打倒」が目的化され、数合わせに走りました。それも、相変わらず方針変更の詳しい説明はありません。あの時の「反省」をしなくても居座れているので、説明なしでも許されると勘違いしているのでしょう。

 

格差拡大に伴い、弱者救済的政策が必要であるならば、政治家・官僚が身を切る改革を断行し、税金の使い道を抜本的に見直すことを避けては通れないはずです。国民に権力を与えられ、大きな支持を受けながら結果を出せなかった政治家は退場しなければならないと、私は強く思うのです。

 

それによって、新たに有能な人材が政界に投入されるのだと思うのです。安倍首相の政権運営、うまくいっている点もあるものの、それにまして大きな問題もたくさんあります。でも、それに切り込もうとしても「民主党政権に戻るのか」と切り返されてしまいます。首相も首相で大人気ありませんが、それでもぐうの音も出ないわけです。

 

今、野党の会派統一の過程でよくテレビニュースに出てくる枝野さん、野田さんはじめ、旧民主党政権時代の中心人物は、少なくとも第一線を外れ、新しい人たちに道を譲るべきではないかと、私は強く思います。「政権交代」が目的化しているような古い政治家にご退場頂き、新メンバーで「日本の針路」を設定すべきです。

 

早速、新国対委員長として安住氏が出てきました。キンキン声を張り上げてしゃべっている姿をテレビで見ると、やりきれない気持ちになります。

 

 

農夫 こさいたろう(小斉太郎;元 港区議会議員)

 

 

 

 

 

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