「求めているのは受け皿ではない」

こさいたろうの視点・論点 0011

2017/08/11

 

「求めているのは受け皿ではない」

 

民進党代表選、枝野氏と前原氏。民進党を離党した細野氏。日本ファーストの会を立ち上げた若狭氏。一強・自由民主党の外側での動きが慌ただしくなってきた。二大政党の一翼だった民進党の凋落、東京都知事となった小池百合子氏の躍進。これらの渦中の政治家からは同じ言葉が聞こえる。「受け皿」。

 

「受け皿」とは、自民党がダメだなぁと思われる時に国民に選んでもらうための徒党を組んでおこうということ。つまり、受け皿とは第二自民党。特に前原氏の政策などは、自民党でも立派に通用するのではないか。それなら、自民党に入って、派閥を作った方がいいのではないか。

 

そもそも、自らを「受け皿」なんて言う政治家に、国民は本当の期待をかけると思っているのか。ちょっと国民を馬鹿にしているようにも感じる。日本の将来像を語り、今やらねばならないことを訴え、そのために実現させなきゃならない具体的政策を示す。国民はそれを求めている。

 

それには、一時的に多くの政党が乱立してもいいではないか。政権交代可能な二大政党という呪縛から離れられず、異論を無理に一つの箱に押し込めようとするから、訳が分からなくなる。具体例を言えば、民進党の枝野氏と前原氏は、その主義主張にしたがって、即座に分裂すべきだ。

 

本当は自民党だって同じようなものだが、与党であることの共通利益があるから別れない。逆に言えば、野党に転落し時間が経てば、異論が噴出し、一枚岩は崩れるに違いない。過去二回のチャンスは、非自民勢力のオウンゴールにより自民党が生き残ったにすぎない。

 

主義主張に即してできる多数の政党は、共有できる政策を実現させるために手を結び、自民党に対峙すればよい。連立政権を作り、選挙で公約した政策の実現を図り、実現したらば改めて次の旗を掲げ、賛同者を募るそして、国民の信を問う。「特命政権」づくり。

 

今は小選挙区制度なのでかなりシビアな調整が必要だが、選挙制度を比例代表または中選挙区的な制度に変え、民意を反映させるということを公約にして実現すれば、次の選挙からは分かりやすい戦いとなる。自民党と民進党の一部の議員以外は、同調できるのではないだろうか。

 

いずれにしても、自由民主党に対抗する受け皿=第二自民党を作って政権交代さえさせれば日本の未来はバラ色です、という思考停止から抜け出さなきゃ、日本の未来は拓けない。国民が望むのは、政権交代という結果ではなく、どんな日本を作るために何をするか、という決意、実行、そしてその結果だ。

 

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農夫 こさいたろう(小斉太郎;元 港区議会議員)

 

 

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