内部評価の域を出ない港区の行政評価制度

※ サイトアップを失念しておりました。遅ればせながら掲載します。新しく構成された港区議の皆さんにぜひ引き続いて手掛けてほしいと思います。

 

内部評価の域を出ない港区の行政評価制度

 

港区では、今年度から行政評価制度を本格実施すると報告があった。しかし、行政職員による内部評価がその内容であり、外部視点で評価を受ける姿勢がほとんどない。この件について、総務委員会で以下のように指摘し、根本的な取り組み方針の変更を求めた。

 

(2011.03.28 総務常任委員会:小斉太郎発言要旨)

 

一言で言うと「内部評価システム」。日頃から内部で行われていなければならない仕組み。内部で掲げた政策はきちんと動いているのか、事業は適切に行われているのか、不断にチェックすることは、まさに皆さんの役割。

事務事業を一次、二次、三次と評価するとのことだが、三次評価で副区長、総合支所長、支援部部長、なぜ内部の決定権のある人間がわざわざ三次評価しなければいけないのか。

また、二次評価の中で三次評価する事業を選定してしまう内容。課長級職員で選んでしまう。

内部評価であれば、責任を持って皆さんが事業を行い、毎年の予算編成等を通じて必要のないものは見直し、新しくやるものはやるとすればいいだけ。一大事業として仕組みに乗せてやれば、大変な労力がかかる。

行政事業評価は、外部の視点で評価してもらうことが一番の肝。港区の行政評価制度の構築は、スタートラインから方向が違う。役所の人たちが選び出したものだけを、副区長や部長が評価するというのでは意味がない。

外部の評価をしっかり受ける。まな板の上に乗る。この姿勢がなければ評価の意味をなさない。役所内部の人間と学識経験者がみんなで仲良く評価しようといっても、できない。

外部評価を受ければ説明責任が生じる。「外部の視点ではこのように評価されたが、自分たちはこのように考えてそのまま事業をやる」、こういうやり取りが生じることが行政評価制度の肝。

外部視点で評価してもらう制度の変革が必要だ。


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