一体いくらかかるのか? 田町駅東口の公共施設建設
工事施工者選定は「異業種JV入札方式(総合評価制度)」を採用したいと議会報告
当初485億円と予定していた施設整備。いつのまにか504億円になっている。今後どれだけ増えるのか。
支所の建替え、男女平等参画センターの建替え、スポーツセンターの建替え、文化芸術ホールの新築、介護予防センターの新築、これらの複合施設の建設にかかる経費。これ以外に、愛育病院の誘致。単独の病院経営のはずだが、土地の賃貸料、建設経費の補助、運営費にも補助を検討しているという。しかし、今に至っても具体的な金額は明示されていない。さらに、土地・建物を賃借しての保育園整備。全部で一体いくらかかるのか、公式の委員会で尋ねても、数字は出てこない。完成後の維持管理には一体いくらかかるのか。こちらも答弁できず、立ち往生。10月中旬の委員会に資料をそろえた上で再審議することを、小斉太郎の質疑の中で約束させた。
それにしても、これだけの大プロジェクトで、全体像をだれも説明できない、実質的な責任者が見当たらない、壮大なる縦割りで計画が進行しているということだ。お金が有り余っているからできるとしか受け止めようがない。
私は、スポーツセンター、文化芸術ホール、介護予防センターについては施設整備の緊急性を感じられないと訴え続けてきた。その声は残念ながら届かず今に至る。したがって、少なくとも建設経費も維持管理経費もできる限り抑制させるために議会で取り上げてきた。しかし、ここに及んで、このまま計画を進行させていいのか、少し立ち止まって見直す、体制も整える必要があるのではないのか。このように考えるに至っている。
さて、標題の件は、いよいよ工事をする業者を選定する準備に入るということだ。これも、完成時期を見据え慌てているのか、これまで採用したことのない事業者選定方法(単純な金額の入札でなく、技術提案も評価する制度)を採るにもかかわらず、その検討経過の詳細なる説明が議会になされなかった。小斉太郎の指摘により、改めて詳細なる説明を受け議会審議を経た後、次の段階に移ることが確認された。
少なくとも500億円以上をかけて行われる区有施設整備、港区民の皆さんをはじめ、多くの方々に注目してほしいと願っている。