来年度予算案の正当性を問う 第一回定例会の報告
2003年(平成15年)
港区議会 第一回定例会の報告
さる2月27日から3月18日まで、港区議会第一回定例会が行なわれました。
第一回定例会は、例年、翌年度の予算案の審議が行なわれます。
今回は、12月に基本構想が決定し(私たちは賛同していませんが…)
しかし、基本計画素案は文字通り素案のままで、議会では数回の審議に付されただけで、区民の皆さんとの議論もほとんど行なわれていない状況です。区役所としての最終意思決定も行なわれていません。とにかく、規定のスケジュールに合わせなければならない、というだけで予算が提案されてよいものでしょうか?
したがって、今定例会では、「来年度予算案の正当性を問う」をベースに審議に臨みました。また、区民の皆さんの間でも疑問や不安の多い、「大型開発動向と港区政」という観点からも、区長に歯止めをかけるべく臨みました。
以下、お知らせしたい事項をまとめましたので、ご一読ください。
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CONTENTS こちらから各コーナーにとべます |
年4回開催される定例会の冒頭は、各会派の代表質問、一般質問を行ないます。みなとかがやきでは、2名の議員が交互に行なってきましたが、前回から時間を分け、「二人で一つの代表質問」としています。
慣例的には、質問者である議員が質問原稿をきっちりとまとめ、事前に役所側に提示し、区長の答弁を役所の事務方がまとめるという作業を行ないます。ですから、一見すると儀礼的な議論に映ります。ただ、この方法だと、質問に対する答弁について事前に調整し、より前向きな区長答弁を引き出すよう働きかけることが可能で、有用なときもあります。
しかし、原田区長となってから、施策以前に区長の資質や姿勢を問わざるを得ない状況であり、それを質す意味で、質問メモと質問の項目を事前に渡すにとどめ、単に原稿を読むスタイルでなく、できるだけ演説に説得力が出るように試みています。
みなとかがやき一般質問(要旨抜粋)
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昨年初め、「港区役所の職員は少なすぎる」と発言した原田区長だが、役所の職員はしっかりと現状を認識しており、今後の取り組みが確約されてよかった。それにしても、近隣で同じ人口規模の台東区より職員が1000人も多い状況はあまりにおかしい。今後とも、着実な削減が行なわれるようチェックを強める。 |
税金についての考え方
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再質問までしたが、この発言をしている区長が、言葉の意味を理解して発言しているのか極めて疑問。税金で運営される役所は、支払の対価としてサービスを得る商売とは根本的に異なっている。税金が集まったらその分だけサービス提供するという発想は危険。必要な額はどのくらいかを計算し、その分だけ税金を預かるという考え方に立たなければ、いくら税金を頂いても足りることはない。 |
まちづくりの基本姿勢はいかに?
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この質問は機会あるごとにしているが、答弁としては素晴らしいもの。ただし、区長は職員の作文を読んでいるだけなので、本当にそのように思っているのかいまだ明らかでない。現に、まちの様相は虫食い的に変化してきている。今後は、制度や仕組みを活かして乱開発に歯止めがかけられるよう提案していきたい。原田区長がそのような具体的行動をおこさないところにも大きな問題がある。 |
港区政改革の基本姿勢は?
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書き忘れましたが、例年第一回定例会では、区長が自らの思いを述べる「所信表明演説」が行なわれます。今回は、いつもよりだいぶ長い原稿だったのですが、ほとんどが「これをやりました」と「これをやります」という羅列、各部に書かせたものを縦割り的に読んでいただけで、自らこんな区政にしたいという思いや基本方針は述べられませんでした。述べられないならまだしも、その辺りから取って付けた流行の言葉を並べたかのような言い回しには、残念な気持ちを押さえられませんでした。方針無き区政は、「羅針盤の無い船」「行き先の無いバス」と同じです。危機的状況です。 |
前定例会までの本会議での質疑、予算・決算審議は以下のサイトでご覧頂けます。ご関心のある方はぜひどうぞ。
区議会一般質問、予算・決算審議議事録検索システムはこちらから
② 学校給食の民間委託を推進せよ。
③ 学校用務職も民間委託すべき。
④ 運転職員の具体的削減方法を明示せよ。
⑤ 消防団出動手当二五〇〇円は安すぎる。
⑥ 区長交際費五百万円は高すぎる。
⑦ 環境教育の充実と学校制服の自由化。
⑧ エコマネー導入に向け積極的取り組みを。
来年度予算の正当性を問う(総括質疑)
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平成15年度予算案は、昨年12月に策定された基本構想の区議会での審議を踏まえ、新基本計画・実施計画<素案>を尊重し、編成した。 |
みなさまどのようお感じになるでしょうか?
鳥居坂界隈は、港区でも有数の閑静な文教地区で、そのたたずまいを保全すべきゾーンです。港区の「街づくりマスタープラン」でも同様の方向性を謳っています。そこに浮上しているのが、超高層型の再開発計画です。
私は、今の開発の動向に一石を投じる意味で、また、昨年の危うい動きの記憶もあり、「東町小学校隣地」と「鳥居坂グラウンド」を交換することがないか確認すべく質疑に臨みました。結論から申し上げると、区役所からははっきりした回答が得られなかったということです。つまり、交換するとは言いませんが、交換しないとも言わないのです。開発への歩みが着々と進む中で、このような姿勢には疑念を感じざるを得ません。そこで、議会として、交換を行なわないよう何らかの取りまとめをすべきと提案し、以下のような区長への要望書が全会一致で可決され区長に送付されました。議会全員の意思として要望書を提出できたことは大変よかったと思っております。さて、鳥居坂地域だけでなく、今港区では、大小さまざまな開発が目白押しです。ただ、現行ルールに基づく計画を立てられてからでは、ほとんど計画を変更させることはできません。
これからは、地域住民が主体となり、「自らのまちのルールを自らで決める」ことが求められます。現に、世田谷区や江戸川区などでは、絶対高さ制限を設ける準備を進めていますし、横浜市では、地域住民が自らルールづくりできるような支援を始めています。私は、今後、まちのルールづくりについて、区民の皆さんと一緒に考えられるよう、仕組みづくりに努めたいと思っています。
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平成十五年度予算特別委員会における審議をふまえ、以下の点について要望します。1 教育委員会から要請のあった東町小隣地の取得については、区議会区民文教常任 年 月 日 平成十五年度予算特別委員長名 港 区 長 あて |